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"25th Milky Way" BLUE ISLAND HISTORIC CAR RALLY '06

禿茶瓶堂がお送りするミルキーウェイ珍道中! 2006!

歳を重ねていくにつれ、1年間のなんと早いこと!

秋の四国路300kmを、笑いあり、知恵熱あり?で綴る2日間。
天の川で会おうじぇ!を合言葉に、完全燃焼してきました。

11月11日土曜日(雨時々曇り)

雷鳴とどろき、ガレージに叩きつける雨音も激しさを増すミルキーウェイ前夜
前々から不調だったアヒルちゃん(長距離走るとアイドリングが下がらなくなって、信号待ちで『グワ〜〜〜ン!』と大ひんしゅく...)
のキャブも大明神のゴッドハンドでオーバーホールしてもらったので、安心はしてるのですが・・・
やっぱいろんな事が不安でなかなか眠れず。

AM4:30 目覚めて耳を澄ますと・・・シーン・・・「ヨシ!」荷物を積み込みジャニスさんも乗せて出発進行!(実家まで)
はげ実家へ着くと、ジャニスさんは毎年の恒例行事『じじばばのお守り』です。
一緒に行けたらいいのですが、そうはいかない大人の事情。
今回は、至って素直に降りてくれました。(いつもはかなり愚図ります...)

「いってらっしゃ〜いワン!」

スタート地点の今治タオル美術館へと車を走らせます。
空には鉛色をした雲がビロ〜ンと覆ってます。
桜三里あたりからポツポツ・・・やっぱりね?

途中でトイレ休憩を済ませて再スタート。
雨粒が徐々に大きくなってる気がします。丹原エントラントさんサンクターボが迫ってきました。
フロントガラスにへばり付いて、アヒルちゃんのハッチを凝視してます。(車間距離!車間距離!)
さて、その訳は?答えはもう少し後で・・・。

タオル美術館に到着すると、この雨にもかかわらず、エントラントの皆さんが続々と集合してます。
な、な、なんと!中には牽引されながらやってくるエントラントも!(午前中にリタイヤされました・・・)
 

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皆さん雨対策といえば・・・とりあえず「傘」です・・・

少し小降りになったところで、ドラミ(ドライバーズ・ミーティング)の開始です。
競技についての注意事項が説明されます。
今回は船に乗ったり、橋を渡ったりしながら、瀬戸内の島々を巡るコースです。
諸注意を聞きながらも、頭の中は絶対表彰台!と気合が入ったエントラントさん大多数。

各車用意が出来次第、順次スタートです。
アヒルちゃんも一発始動(さすが大明神)

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がんばろー!うぉーー!!

まずは国道317号線を目指します。
今回、インクジェットでプリントして、保護シートを貼って作ったマグステッカー
端からドンドン水が侵入してます。(トホホ・・・いい勉強になりました)

さて、国道317号線に入り、玉川郵便局の交差点から大西方面へ向かいます。
農道に入ったところでスピードメーターの補正です。
いつもは独自の補正をしてるのですが、今回は指示通りの補正をしてみました。

※補正って何じゃらホイ?
ミルラリーは、速さを競うのでは無く、事前に試走車が計測した時間に対して、いかに誤差を生じずに走れるか?
ってな競技なのです。
で!50km/hで走りなさいって書いてたら、とりあえず50km/hで走りますよね?
でも、試走車のスピード・メーターで50km/hだったとしても、それは現代カー。
古〜い車のスピード・メーターなんて針がフンガフンガと常時揺れてます。
そこで、50km/hってこんなもん?って走った時間と試走車とのギャップを出しておけば、
競技中のタイム計測でとんでもない大ハズレってのが防げる訳。
補正計測の看板発見!
スピードメーターで50km/hを確認しながら1km区間を走ります。



計測終了!

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急遽コンビニへピットイン!

アヒルちゃんの後ろにつくとミスコースするよ・・・

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ステッカーが!ジャブジャブ・・・

野間馬ハイランドを過ぎて、国道196号線から今治港へと向かいます。
ここから大島までフェリーで渡ります。
思い起こせば、このフェリーに乗るのは9年前のミルキーウェイ以来です。
(あの時はまだ橋が建設途中でした)

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並んで、並んで〜!

これだけ並ぶと一般車が目をまん丸にして通り過ぎます。

フェリーに乗船したところでクイズの1問目。

QS−1

港内○○(漢字で答えよ)ヒント:防波堤

ありゃ!?1発目から見落としてしまいました。
トホホ、減速かな?
※今回はクイズに全く自信がありません(結果を見ればおわかりでしょうが・・・)ので、信用しないように。

QS−2

見えてくる三連吊橋の中で第一大橋(右、大島側)は片側何本のワイヤーで吊られているでしょう?

ジャニままがデッキで雨に打たれながら数えます。
1,2,3,4,・・・49本

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♪ギュ〜ギュ〜詰めの船の中〜(郁恵ちゃんのバス通学のフレーズが思い浮かんだらGOOD!)

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さぁ、何本?

写真を撮り、車に戻ったジャニままが発見!
ありゃ?車椅子用のトイレがある!
フェリーに車椅子用のトイレをつけてくれたのは船会社の功績。
ラリーでこのフェリーを使うことに決めてくれたのは、ミルスタッフさんの心配りなのだと感謝感謝。

約25分の船旅を満喫し、大島に到着。

国道317号線を走り、亀老山展望台へ向かいます。
ここは橋にかかる夕日がとてもきれいなポイントで、夕刻になると、カメラを構えた写真家達がこぞって集ります。
今日の夕日は・・・この雨じゃねぇ・・・

駐車場でクイズが待ってます。

QS−3

この島に黄金色の観音像を運んできたのは誰でしょう(漢字で答えよ)

えーと、石碑には旅の風来僧とあるのですが、(漢字)という事は風来僧? え?旅的風来僧

QS−4

この亀老山展望台より北の方角に位置するヨーロッパの都市(首都)はどこでしょう?(漢字で答えよ)

ここから北って事は、ロンドンでもパリでもベルリンでもいいのかな?
おっと!漢字だから、え〜っと、巴里

さぁ、ここまで読み終えた良い子達は、もうわかったかな?
そうだね?クイズのキーワード漢字!
普段、キーボード入力ばかりしてるものだから、すっかり漢字を忘れてる自分にショック!!

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亀老山展望台駐車場にて

晴れてりゃすんごくいい景色なんですが・・・

この辺りから、雨粒は次第に大きくなります。
展望台をUターンして国道317号線大三島北インターへ。

QS−5

石文化運動公園入口に鎮座する大島石の石彫は何でしょう?(漢字で答えよ)

へぇ?鯛?黒鯛?カサゴ?カサゴってどんな漢字?
とりあえず、

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鯛?

大島を制覇し、大島大橋伯方橋を渡って、大三島へ上陸。
この頃には、バケツをひっくり返した様な土砂降りです。
アヒルちゃんのあちこちから、ジャバジャバ雨漏りし始めました。

さて、国道317号線県道51号線県道21号線を使って、大三島を一周します。

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ウヒャ〜!ワイパーが追いつかないじょ〜!

あーあ、漏れ始めました...

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この辺りも晴れてりゃ最高なんです。
(えーと、路面が濡れてるのは雨ですよね?潮??)

QS−6

ところミュージアムから0.73km先に鎮座して白い住居となっているものは元々何だったでしょう?(漢字で答えよ)

ええ!?・・・そこには漁船の操舵室がデ〜ン!って事は

さぁ、最初のタイム計測です。
ありゃ?今 回は全部秒計測?厳しいなぁ・・・。
スタートの看板発見!
(コマ図にはこんな感じで書かれてます)



ありゃ?ここって法定速度何キロ?何も書いてないぞ!
えーい50km/h!で行こう!!
(ハイ、残念!ここは制限時速60km/hでした。チャンチャン・・・自爆)

ゴール看板発見!!ヨシッ!えーと補正率をかけて・・・(もうハズカシ〜てて!)

タイム計測のゴールが何km先にあるかは全く分かりません。
ひたすら一定速度で、道路右側に立てられているストップウォッチの看板を探して走るのです。
真剣になればなるほど、結構、胃が痛くなりますぞな。
 

QS−7

軽四の箱バンに乗られても忍耐強く鎮座するこの車の車名を和訳して漢字で答えよ

おっ!あれかな?ゲッ!!!フェンスが邪魔で良く見えません。
えーと、セリカにも見えたし、コスモにも見えたし・・・和訳して漢字てて・・・宇宙

QS−8

ここに鎮座するコスモ石油(旧丸善石油)の巨大タンクの数々。
かつては「○○のマークの丸善石油」としておなじみでした。○○の部分をカタカナで答えよ。

ツバメ?
(○○だからといって答えは二文字だと限らないのがミルキーウェイなのです)

エッチラオッチラ島を一周して、CPの多々羅しまなみ公園駐車場に到着です。

雨が上がることを願いながら午後の部へ続く・・・


雨が上がることを願いながら午後の部へ