"29th Milky Way" BLUE ISLAND HISTORIC CAR RALLY '11

禿茶瓶堂がお送りするミルキーウェイ珍道中! 2011!

2010年は、これまた『お見送り』で終わったミルキーウェイ。

2年分ドドーン!と遊びますぞな!

今年は入賞よりもミルレポ作成に重点を置いて
(おっと!早くも惨敗の言い訳)
風圧に耐え、もげそうになる腕で車窓から決死の撮影。
1000枚を超える写真も......帰って確認すると手ブレ・ピンボケ約8割強!
そんな事とは露知らず、弾けに弾けた2年分!
行くぞなもし!合言葉は......

天の川で会おうじぇ!!

イグニッション・オン! エンジン・スタート!!
すっとこどっこいすっとこどっこい

11月12日土曜日(曇りのち晴れ)

ミルの一週間前には全て準備が整って..........

の!はずなんじゃけんど、毎年、前日までドタバタと慌てふためく禿茶瓶堂
 

AM4:00 シーンと静まり返った窓の外。
ここんとこ毎週末、決まって雨のブルーアイランド。
雨音が聞こえないのを確認して、また深〜い眠りに。
もぉちぃと寝とかんと、ゴールするまでに集中力が切れてしまうぞな......

ハッ!まだポストカードの印刷が残っとった!

外はまだ暗いうちからジーコジーコとプリンタフル稼働。
(こんなんで二日間大丈夫なんじゃろか?)

AM5:50 ドドドドド派手な姿に変身したチンドン号に放り込まれ、
『じじばばのお守り』
の任務を受けたジャニスさんを抱えるはげ
(後部席は荷物満載)
実家でジャニスさんを降ろし、 一路、タオル美術館ICHIHIROへ。

この二日間だけは降らんといてよぉ〜

桜三里で、しっかりとトイレ休憩を済ませてから再スタート。
(ココでウンを全て流してしもたんかも?)

丹原インター近くのコンビニで、モモちゃん発見!!
ミルのバンダナを巻いて風を切ってます。

ミルの夜は車の中でお留守番しよります。

ヒィヒィと坂を上ってトンネルを抜けたら、目の前には夢の扉が。
タオル美術館ICHIHIROには、この日を待ちわびたミル中エントラントさん達が、全国から集まってます。

チンドン号を止めると、おはようございます!と声を掛ける紳士。
ん?どちらさんじゃろ?
実は、はげBLOGでミルの情報を仕入れて、一度見に行きたいちゅうて
連絡を頂いてました。
で、スタート地点と、スタート時刻をメールで送ったら、見に来てくれました。
メールでは、お名前しかわからんかったんですが......

赤黒アヒルちゃんの飼い主じゃげな!?

もう、愛媛にゃチンドン号以外のアヒルちゃんは絶滅したんじゃろか?
と、思いよったところに生息の情報!
3年前から飼われよるそうです。

来年は是非ミルにエントリーして下さい!

さて、受付を済ませてジャニままは会場の風景を撮影、
はげ
は、昨年のミルスタート模様を撮り貯めた写真を配りに車椅子キコキコ。
(ここで皆さんに挨拶して回ります)

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#83 1974 MAZDA SAVANNA GT

#61 1970 MAZDA COSMO SPORTS

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#31 1964 MG-B

#53 1972 LOTUS ELAN SPRINT

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#71 1973 TOYOTA SPRINTER TRENO

#93 1965 TOYOTA SPORTS 800



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#36 1965 MORRIS MINI COOPER 1275S

#41 1966 ASTON MARTIN DB6

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#79 1975 TOYOTA CELICA LB

#73 1973 NISSAN FAIRLADY Z

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#27 1967 RENAULT 8 GORDINI 1300

#28 1965 RENAULT 8 GORDINI 1100

例年、チンドン号のハッチにデカデカと貼られる来年のカレンダー。
こげな芸当、禿茶瓶堂しかせんじゃろぉて。
 


と、思いよったのがミルの4日前まで。

 

チロリロリ〜ン!
と受信したメールには..........
 

(゜∇゜ ;)エッ!?

でもって、翌日にゃ......

 


 

!! 増 殖 !!

流石の禿茶瓶堂脱毛......いやいや脱帽でございます。
親子4台でエントリー、全車のボンネットに燦然と輝く父キャロル!

来年にゃエントラント皆さんに、ミルゼッケンと一緒にカレンダーも送られて
【全てを貼って参加して頂かないとリタイヤ扱いとさせていただきます】

じゃのゆーて!(無い無い)
 

ブルにもGT-Rにもボンネットにゃドドーンと!

おっと!あの音は......

待ち人来たる!

今年、禿茶瓶堂が一番会いたかったエントラントさんが登場!

#15 1964 MERCEDES BENZ 220 SB
宮城(名取)のベンツさんです。

7年前のミル。
高知色見崎休憩所で昼食中のベンツさんご夫妻に、
ジャニままが愛媛のみかんをお裾分けしたんが始まりでした。
あれから、何度もハガキでお互いの近況を報告しよりました。

そして......3月11日。

電話は繋がらんし、ミル友のK&Eさんぶーちゃんさん達と、
ネットで安否情報を探し回りました。
ベンツさんにハガキを送ってからの日々が何と長ぉ感じた事か。

ご無事との返事が来た時にゃ、よかった〜!ちゅう言葉しか出ませんでした。
ほじゃけんど、文字や電話の声より実際にお会いせんことにゃ、やっぱし不安。

ベンツさーん!はげちゃーん!ジャニままさーん!

と、お互い元気な顔でお会い出来て感無量のはげ
コレで今年のミルがほぼ完了した禿茶瓶堂
(え?っちゅうことは......今年の成績......)

さて、ドライバーズ・ミーティングが始まりました。

今年もいたる所にトラップが......

諸注意を全て頭に叩き込み(♪右の〜耳から〜左〜の耳へ〜)、
チンドン号
に乗り込み、

第29回 ミルキーウェイ
ブルーアイランド・ヒストリックカー・ラリー’11

の開幕です!

今年のテーマは...

復興
東北ルネッサンス!

今日の競技区間距離は、
 
DAY1スタートからCP1(新浜フェリーのりば)まで 79.59km
CP1からCP2(井ノ口港)まで 40.29km
CP2からCP3(村上水軍博物館)まで 39.81km
CP3からDAY1ゴール(ホテルアジュール)まで 44.97km

の、合計 204.66km!

スタートからCP-1までのルートです。


何ですとぉ!?
今年はコマ図が何通りもあるげな?

禿茶瓶堂がセレクトしたんは......
 

今夜は明るい家族計画......

ほじゃけんど!

後に、どのルート図も内容はツイじゃと言う事が判明。
ま、コレも信じとったおかげで、夫婦げんかにゃ縁が無かった禿茶瓶堂でした。

セルも力強くシュルルン!と回りチンドン号は眠りから覚め、スタートラインに向かいます。

久しぶりに訪れるこのドキドキ感。
これから始まるオモロイ天国と地獄の二日間に、ホベタも緩みっぱなしですぞな。
 

ARE YOU READY !?

スタート後すぐに補正計測が始まります。

前回、タイヤの偏平率でドつぼに迷い込んだ禿茶瓶堂
今回は、偏平率を無視して普通に計測します。
75秒掛かったんで補正率1.0416

ん?タイヤを換える以前も75秒じゃった気が......

あん時の偏平率はたしか82%
今回は75%じゃけん、メーター値の誤差1.89
76秒のはず?

コレたった1秒の差じゃと思われるでしょ?
この1秒に天国と地獄の境目があったりするんです。

まぁ、今回は自分のを信じて。
(え!?どこからその自信が?)

さて、今年の1問目。

どれどれ!?
何やら奥の方に青い車体が。
 

土に返りよります。

A.フェアレディーZ

国道196号線との交差点を左折して一路今治ICを目指します。
車の台数は多いものの、それほど渋滞する事もなく順調に流れよります。
 

こんだけミル中が集まると隣の車線からの視線が痛い。

そろそろスタートから10km地点です。

ここで、トリップメーターの補正を行います。
あっ!コレはトリップメーターが付いとる車の話ですぞな。

チンドン号にゃそげなハイカラなもん付いてないんでパス。
(オドメーターも1km単位)
 

今治ICから西瀬戸自動車道(しまなみ海道)に入ります。
次々と通過するヒストリックカーに、料金所のおいさんも目ぇまん丸ですぞな。
順調に速度を上げてチンドン号の車内はますます大声で喋らんと聞き取れません。
 

そろそろ橋が見えて来ます。



来島海峡大橋に突入しました。
風が強いと橋の上で車体がグワングワン暴れるんですが、
今日は穏やかな天気でメッチャ快適なドライブです。
 

エエお天気です。

前回、ミルでしまなみ海道を走ったのは5年前。
そん時は......
 

土砂降りでした。

スタートから土砂降りで、雨なんか潮なんか、よぉわからん中をジャバジャバ走りました。
(ま、コレはコレで後々ネタ的にはオモロイんですが)
 

おっと!クイズですぞな。

五十路近いオッサンと四十路過ぎのオバハンが、 声高らかに、
ひと〜つ!ふた〜つ!

18台

はい、今年の表彰台が一歩遠退きました。


第一大橋?

今治
大島を結ぶ来島海峡大橋は、大島側から第一第二第三に分かれています。
で、答えにゃならんのは、大島側の第一大橋(一番短い橋)。



ほじゃけんど......

二人で一生懸命、来島海峡大橋全部の非常電話を数えるという、超初心者的ボケ


よい子のみんなはマネせられんよ。
A.4台

そんな事とは露知らず、頭ん中にゃ表彰台の輪郭がおぼろげに浮かぶメデタイ禿茶瓶堂
 

ミル初参加の914Sさん、ちゃーんと数えられました?

非常電話の数を数えながらも次のクイズが平行して。

あったあった!船の色は......
 

看板発見!

ん?船体は白!船底は赤いぞな?
ちゅうことは白と赤でエエんじゃろか?

暫く走ると今度は船体が赤で船底が白の看板を発見!
どっちも白と赤っちゅう事で、
A.白と赤

看板クイズが続きます。

鹿じゃろか?熊じゃろか?
 

看板発見!

A.猪(もひとつは狸)


結構、前の方でスタートしたものの、参加車両中2番目にこんまい排気量。
ココはドンドン先行して、置いてけぼりを喰らわんようにせんと。
てな訳で、トイレ休憩をパスしてしまなみ海道をひた走るチンドン号

暫く走ると対向車線のバスから謎のパッシング。
ライトは消しとるし、高速道路上でネズミ捕りもしよりゃせんじゃろし、
はて?何事?
え?もしかしてキャリアのビブ男顧問が落ちよる?

慌てて窓からニョイーン!と腕を伸ばして......パシャ!
 

風圧にアゥΣ(□`;)アゥ言いながらも座っとります

謎のパッシング......
がんばれ〜っ!ちゅう温かいエールと取っときましょ。

さて、今年一発目のタイム計測に入ります。

よぉ〜い、スタート!
高速道は勾配も緩やかなもんで、チンドン号も順調に70km/hキープで走り抜けます。

ん?

瀬戸田トンネル出口から?

州江トンネル出口まで?

おぼろげな記憶ではトンネルの銘板を読んでスグに計った気が......
ちゅうことは?

瀬戸田トンネルの......

入口から


州江トンネルの......

入口まで


まぁ〜!絵に描いたようなお馬鹿さん。

そんな事とは露知らず、頭ん中にゃ表彰台で着せてもらえる
赤いジャケットの輪郭がおぼろげに浮かぶメデタイ禿茶瓶堂

本線料金所を通過してクイズ。

(「・・)ドレドレ.....

(゜Д゜) ハア??

ナンボ近づいても読めんぞな!?
しかも旗がグリグリと絡まっとるみたいで、ズームしても全く判読不能。
と、大岩を過ぎたところで高速道のスグ脇に旗を発見!

A.岩屋巨石

そろそろミル史上初のコース、本州が目の前に見えてきました。
ココから先に待ち受けるCP-1からは 、これまたミル史上初めての試み。
ドライバーナビゲーターが別々のルートでCP-2を目指します!

え?ドライバーは車じゃろ?
ナビは?


歩いて.......?


それじゃパーティーに間に合いません。

そう、今年は本州に渡ったり、ナビで移動したりと初めて尽くしのミル。
手を変え品を変え、スタッフの皆さんのご苦労が伺えますぞな。

さて、この高速船。
どうやら車椅子じゃとちぃと無理が......ちゅうて事前にシローさんから連絡もろとりました。
はげは高速船をパスしてそのまんまチンドン号でUターン!

さぁ、本州に上陸しますぞな!

分岐を通過して国道2号線に合流します。
尾道バイパスは流れがメッチャ速い。
左車線キープで次の分岐を目指してまっしぐら!

ここから先は大林映画や、ドラマてっぱんのロケ地がわんさか!



県道363号線の両側にはゆっくりと見て周りたい所がよぉけあるんですが、
そうは問屋がギッチョンチョン。
とにかくCP-1を目指して先へと進むチンドン号

ここでクイズ。

香川っちゅうたらUDON
それは本広克行
大林宣彦っちゅうたら、青春ベンベケベケベケ。
ん?ベンベンベケベケ?ベベンベドンドン?ドンダダズダドド?ズダンダダドダドベベンベベンベン........

先へ進みましょう。

A.青春デンデケデケデケ

山陽本線
の高架をくぐり、国道2号線をまたぐと、潮の香りがしてきました。

対向車やら歩行者の熱い視線を感じながら凛と走るチンドン号
このあと80台を超えるヒストリックカーがやって来るんぞな。

右手に見えるは尾道城。


 

目の前に見えるんがてっぱんの舞台【向島】

無事にCP-1(新浜港)に到着です。






他のエントラントさんに迷惑かけちゃならん!とガンガン先行したもんで、
時刻はまだAM9:30過ぎ
チェックポイントで待機するシローさんに、

!!あんたら早過ぎる!!

ちゅうて、毎回怒られる禿茶瓶堂


CP-2(大三島)へ